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モルヒネの6倍以上の鎮痛効果を持つβエンドルフィンとは

【慢性痛の知識】
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こんにちは!整体院導の石川です。

皆さんは『モルヒネ』をご存知ですか?

いわゆる医療用麻薬とされるお薬です。

麻薬というと聞こえが悪いですが、適切に使用すれば非常に効果の高い鎮痛薬となり、モルヒネは世界標準的な薬として推奨されているものです。

そんな超強力な鎮痛効果を持つモルヒネを上回る鎮痛物質が人間の脳内では生成されています。

今回はモルヒネよりも超強力な効果を持つ脳内で生成される『ある物質』についてお話していこうと思います。

モルヒネ以上の強力な鎮痛物質

それは【βエンドルフィン】と呼ばれるもので脳内麻薬ともいわれる物質です。

脳内麻薬とは脳内で自然と生成される物質で字のごとく麻薬と似たような効果を持つ物質

このβエンドルフィンの効果はなんとモルヒネの約6倍と言われています!

ちなみにエンドルフィンはアルファ(α)・ベータ(β)・ガンマ(γ)の3種類があり、その中でも強力な鎮痛効果を持つと分かっているエンドルフィンがβエンドルフィンになります。

当然、体内で自動的に生成される物質であるためリスクなく、痛みを抑制することのできる優れた物質と言えるでしょう。

副作用がなく、優れた鎮痛効果を持つβエンドルフィンの出し方・・・知りたくありませんか?

必読!βエンドルフィンの出し方

その方法はいくつかありますが、まず一つは『心を落ち着かせること』です。

心を落ち着かせるというと難しく考えがちですが、とても簡単な方法は【瞑想】をすることです。

以前別の記事にて瞑想による痛みの軽減方法をお伝えしましたが、実はβエンドルフィンの分泌を促してその効果で痛みの軽減を図るという目的もあります。

そして、もう一つの方法は『運動すること』です。

βエンドルフィンは有酸素運動によって分泌が促進されることが研究により判明しています。

マラソンランナーの方は「ランナーズ・ハイ」という言葉を聞いたことはありませんか?

あれもβエンドルフィンによる効果でマラソンによる苦痛を逆に快感に変えてくれているのです。

といっても、誰もがマラソンを出来るわけではないですよね。

そこで僕のおすすめはウォーキングです。

20分以上を目安にウォーキングをするとβエンドルフィンの分泌が促されるとされていますので、ほんの少し時間を取ってあげて積極的に歩いてみてはいかがでしょうか?

その他にも、好きなことをしてリラックスしていたり、好きなものを食べることでもβエンドルフィンは分泌されます。

かといって食べすぎは良くないので注意しましょう(笑)

痛み止めを飲み続けるよりも、リスクの低い物質がほんの少し時間を割いてあげるだけで分泌されるのであれば最高ではないですか?

是非皆さんもチャレンジしてみて痛みのない生活を手にしてください💡

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