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五十肩冷やす?温める?どっちがいいのか?

五十肩・四十肩
この記事は約3分で読めます。

こんにちは!整体院導の石川です。

今回は誰でも起こり得る可能性がある【五十肩のケア】についてお話していこうと思います。

現在進行形で五十肩で日常生活を苦しめられている方、ご家族の中で五十肩に悩んでいる人がいる方は是非最後までご覧ください!

温めるか・冷やすか問題

五十肩のケアの方法でどうすればいいのかという事で良く挙がる質問で温めるor冷やすというものがあります。

実際に温めればいいのか分からない・温めたor冷やしたら痛みが悪化したという方は大勢いらっしゃると思います。

実は温めるか冷やすかを決定するには、五十肩が今どのような時期なのかを知る必要があります。

というのも五十肩の時期によって温めるか冷やすかの対処の仕方が変わってくるからです。

五十肩の病期

五十肩の病期は3つに分けられます。

①炎症期

初期段階で炎症が強い時期になります。

そのため鋭い痛みがあり、肩の運動が制限されます。夜間痛(夜寝てるときに痛みがある)・安静時痛があります。

さらに肩を90度以上の高さまで上げるのが困難な場合があります。この時期は無理に動かそうとすると炎症を助長することがあるため、無理に動かすのはお勧めしません。

②拘縮期

炎症期を過ぎると拘縮期に移行します。

炎症期に比べて肩を動かしたときの痛みは多少和らぎます。動かして可動域の最後の所で痛みがあり、この時期では痛みが強くならない範囲で積極的に動かしていくことが重要となります。

③回復期

さらに時期が進むと回復期に移行します。

この時期に運動療法を徹底的に行い、固まってしまった肩周囲の組織の柔軟性を取り戻す必要があります。

○○期は冷やす!○○期は温める!

さて、本題の温めるか冷やすか問題ですが・・・

『炎症期は冷やす!』『拘縮期以降は温める!』で覚えてください。

炎症期はとにかく炎症を抑えることが重要になります。この時に温めてしまうと炎症を助長してしまうため痛みが悪化します。

なので炎症期は冷やしてください。

拘縮期以降は、炎症は落ち着いていて固まってしまった組織の柔軟性を取り戻していくことが重要となります。

なのでこの時期は、温め血流を良くして無理のない範囲で肩を動かしてください。

ちなみに「温湿布か冷湿布どっちの方が良いですか?」と聞かれることもありますが、これはどちらでも構いません!

あれは薬剤により皮膚が温かく・冷たく感じているだけであり、実際に温まっている・冷えているわけではないので。

ですのでご自身が貼って心地いいと感じる方を選んでいただければ良いかと思います。

五十肩になると日常生活において相当制限を受けます。

酷い方だと腕が上がらないため、玄関のドアすら開けるのが困難な方もいました。

早期に炎症を抑えてリハビリをすることが非常に大切になりますので、お早めにお近くの整形外科・整体に通院することをお勧めします。

※まず整形外科で炎症を抑えるための薬を処方してもらい、それで効果が薄かったら整体への通院の順をお勧めします!

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