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レントゲンで脊柱管狭窄症があっても大半が腰痛や足の痺れと無関係な話

椎間板ヘルニア
この記事は約4分で読めます。
こんなお悩みはありませんか?
  • 脊柱管狭窄症と診断されたが病院の治療で良くならない
  • 手術をしたけど症状が変わらない
  • 少し歩いただけで脚が痛くて気軽に出かけられない


こんな悩みを解決できる記事を用意しました。


もしあなたが
①狭窄症と診断されていて
②病院で治療を続けているけど
③症状が改善しない

上記3つに当てはまるのなら是非最後までご覧ください。

腰痛がなくても背骨に異常はある

まず腰痛は生物学的損傷(構造異常)によるものではなく、色々な要因によって生じる

「生物・心理・社会的疼痛症候群」だということ。

そして安静することが腰痛・下肢痛に効果があるという証拠はなく、安静にすることで逆に回復が遅れるという事を理解してください!

よく腰痛になった患者さんが整形外科に通院すると、レントゲンやMRI、CTを取って腰にヘルニアや脊柱管狭窄症が見つかることがありますがこれらが腰痛との関連が薄いということはすでに研究によって明らかになっています。

ある研究では、健常者にMRIを行ったところなんと約90%の方に椎間板異常が見つかっています。

また、脊柱管狭窄症に関しても、脊髄が通る脊柱管の狭さと症状の程度には相関性がありません。

脊柱管が狭まって神経を圧迫するから起こると認識されることが多いですが、脊柱管が少ししか狭まっていないのに辛い症状が出る方もいれば、ものすごく狭まっていても症状がない健康な方もいます。

さらに脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアで手術をしたから必ず改善するという保証はなく、短期的には痛みが和らいでも長期経過を追っていくと手術をしなくても症状が改善することがほとんどです。

ということは、椎間板の異常・脊柱管の異常は腰痛とは関連が薄く、ただの老化現象のようなものと言えます。

不安が痛みを悪化させる

どうしても何かしら疾患名がつくと、

「腰痛とは付き合ってかなければいけない」

「手術をしなければいけないんじゃないか」

「仕事に支障は出ないか」等不安になってきます。

そして、繊細な方だと腰痛に関して自分で調べたり、周りの知人から話を聞いてさらに腰痛に対してネガティブな感情を抱くことになります。

しかし、そのようなネガティブな感情こそが腰痛を長引かせる一つの要因ともいえるでしょう。

というのも痛みというのは国際疼痛学会でこのように定義されています。

「(痛みは、)実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験」

つまり、不安などネガティブな感情でも痛みは起こり、悪化するということです。

だからこそ、腰痛に悩んでいるあなたは正しい知識を身に着けていくことが必要になると僕は考えています。

さらに、自分のストレスを把握することも重要となります。

『病は気から』とよく言いますが、心の状態は身体に現れます。

その影響で腰痛になる方も多いため、ご自身でストレスに感じていることを探してみるとよりいいでしょう。

意外と自分で認識できていなかったものが実はストレスに感じていたという事もあります。

腰痛のほとんどが手術は不要です。※もちろん中には必要なものもありますよ!

整体で体を調整して、正しいセルフケア方法を伝えてもらって、自分でしっかりと実行する。

それで慢性腰痛は改善します。

しかし、誤解しないでいただきたいのが病院に行かなくていいというわけではありません!

腰痛は、時に命に関わる病気が潜んでいる場合があります。

病院は命に関わるかを即座に判断してくれるところになります。

そこでヘルニア・狭窄症と診断されているからこそ、命に関わるものではないとして治療院で安心して施術を受けてもらえますので、まず第一選択として病院に通院すべきと考えています。

今後も腰痛に関する情報を発信していきますのでお楽しみにひらめき電球

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