こんにちは!整体院導の石川です。
今回は、お子さんの姿勢が悪いことに頭を悩ませているお父さん・お母さんに
読んで頂きたい内容となっております。
何故、今回このようなお話をするかというと
Instagramで衝撃的な動画を見てしまったからです。
それは、子供に対して矯正を行っている動画でした。
最近SNSで見かける「ボキボキ鳴らす」施術を行っていたのです・・・
でも、皆さんは当然「矯正」を行うことがいいと思って通院されているわけです。
しかし、治療家はそこで何でも矯正で治すのではなく、本当に必要なものを提案していかなければなりません。
ですので今から、子供の姿勢改善に対して
① 何故、矯正が必要ではないのか
② 他に何をするべきなのか
以上の2つについて詳しくお話していきます。
何故矯正が必要ないのか
ではまず「何故、矯正が必要ではないのか」について。
子供の姿勢不良で最も多いのが、【筋力不足】によるものです。
大まかな流れとしては
運動不足→筋力低下→猫背
というような流れがあります。
では、矯正はこの運動不足・筋力不足・猫背のどれに対してアプローチしますか?
そう、一番最後の猫背に対してです。
もちろん、筋肉を緩めたりすれば筋緊張のバランスは整うため「一時的に」姿勢は改善します。
でも、すぐ元に戻るんです。
何故なら初めの問題にある運動不足・筋力低下に対して、アプローチしていないから。
そうなるとおのずと何をするべきか見えてきませんか?
他にするべきこととは
「ほかに何をするべきなのか」についてのお話ですが、これは【運動】です。
運動と言ってもサッカーや野球等、スポーツをやらなければいけないというわけではありません。
機能が低下してしまった筋肉に対して、適切なエクササイズをいくつか行う必要があります。
それを行わないことには、本当の姿勢改善は望めません。
さらに、僕が子供の姿勢改善に矯正を行うのを批判するのは、矯正に依存してしまう可能性があるからです。
子供は大人に比べて、自己治癒能力がとても高いです。
その時に体を自己管理する癖をつけていくことが将来的に、体を痛めたとしても整体でお金をそこまでかけずに済みます。
しかし、治療家が矯正を勧めてセルフエクササイズをやらないでいると、自己管理する癖がつかなくなる危険性があると考えています。
なので、治療家が子供の姿勢改善に対して行うべきなのは、矯正ではなく適切なセルフエクササイズを処方し、【自分で治せるということを理解してもらうこと】だと思います。
もちろん、子供だけでは中々難しいと思います。
姿勢改善のセルフエクササイズは、基本的に地味なのに疲れて楽しくないから一生懸命やれる子の方が少ないです(笑)
そこは親御さんが応援してあげてくださいね
施術すること自体は悪ではありませんが、あくまでも「補助」として使って頂くことが一番かなと思います。
ですので、お子さんの姿勢が気になるお父さんお母さんは、整体の先生にお任せではなくお家で出来るエクササイズを聞いて積極的に行ってください!💡
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