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腰痛とイエローフラッグ7つのポイント

【腰痛】
この記事は約5分で読めます。

こんにちは!石川です。

あなたは慢性腰痛の要因に心理状況が関わっていることはご存知ですか?

これはイエローフラッグ(心理社会的因子)といって、繰り返し何度も繰り返す腰痛には少なからず影響を与えているといわれています。

以前にも☟心と痛みの関係性☟についてお話ししましたが、今回は特にイエローフラッグについて詳しくお話していこうと思います。

このイエローフラッグについてはニュージーランドの事故補償公団が7つのカテゴリーをピックアップしてます。

それは以下のような内容です。

①不適切な態度や信念

・痛みは腰にとって有害なものだと信じ込んでいる、あるいは痛みを恐れて回避行動を取り続けているため、ほぼ寝たきり状態にある。

・完全に痛みが消えなければ、日常生活や仕事に戻れないと信じ込んでいる。

・痛みは動いたり仕事をしたりすることで強くなると思っていて、元の生活に戻る自信がない。

・体の症状を誤って解釈し、最悪の事態だと考えて絶望している。

・痛みを消すことはできないと信じ込んでる。

・積極的に社会復帰しようとは思わない。

②感情の問題

・動いたり仕事をしたりすることで強くなった、痛みに対する恐怖心がある。

・抑うつ状態(気分が落ち込む)にあり、楽しいと思えることがない。

・普段より怒りっぽくてい、いつもイライラしている。

・不安感が強く、身体感覚が過敏(交感神経の興奮)になっている。

・大きな心理的ストレスを感じている。

・対人恐怖症や引きこもりなどの社会不安障害がある、あるいは社会的活動に関心がない。

・自分は役立たずで、だれにも必要とされていないと感じている。

③診断と治療の問題

・機能回復を目指す治療を行わず、安静にするようにアドバイスされた。

・腰痛について異なる診断や説明を受けて混乱したことがある。

・絶望感と恐怖心を抱かせる診断を下された。

・治療への依存を強化し、受け身的な治療を継続させようとする、脚色された説明を受けた。

・この一年間、腰痛以外の問題で何度か医療機関を受診している。

・これまでの腰痛治療に不満がある。

・仕事を止めるよう忠告を受けた。

④不適切な治療

・いつまでも安静にしたり、必要以上に体を休めたりする。

・日常生活動作を避けているために、活動レベルが低下している。

・運動を勧められても従わないか、あるいは定期的に運動をしないので運動量の変動が激しい。

・これまでの活動を避けるようになり、生産的な活動から離れていくような生き方に変わってきた。

・0~10のペインスケール(痛みの強さ)で10を超えるほどの過剰な痛みを訴える。

・治療者や医療機関に対する依存心が強い。

・腰痛になってからあまりよく眠れない。

・腰痛になってからアルコールやサプリメントの摂取量が増えている。

・煙草を吸う

⑤家族の問題

・配偶者やパートナーが必要以上に気遣ってくれるものの、かえって痛みに対する恐怖心をあおったり、あるいは絶望的な気持ちにさせたりする(大体は善意からのもの)

・配偶者が心配して、なんでも代わりにやってくれる。

・無視されたり欲求不満をぶつけられたりして、配偶者からひどい仕打ちを受けている。

・職場復帰へ向けたあらゆる試みに家族の協力が得られない。

・様々な問題について相談できる相手がいない。

⑥仕事の問題

・農業、漁業、林業、建設業、看護師、トラック運転手、作業員といった重労働の職歴。

・頻繁に転職を繰り返していたり、あるいはストレスの多い仕事、不満のある仕事、同僚や上司との関係がうまくいかない、やりがいのない仕事などの職歴。

・仕事は腰を傷つける危険で有害なものだと信じ込んでいる。

・非協力的で不幸な職場環境にある。

・学歴が低く、社会的・経済的地位も低い。

・物を持ち上げる、重いものを取り払う、座りっぱなし、立ちっぱなし、車の運転、振動、無理な姿勢や同じ姿勢を強いられる、休みが取れない柔軟性のない勤務スケジュール等、生体力学的影響を強く受ける仕事。

・職場復帰する際、軽い仕事から始めて、段階的に作業量を増やすことが許されない。

・腰痛になったことを報告するシステムがない、報告が禁じられている、経営者や上司からの懲罰的反応など、腰痛に関する職場の対応で嫌な思いをしたことがある。

・経営者が関心を持ってくれない。

⑦補償の問題

・職場復帰に対する経済的動機が乏しい。

・受給資格審査が難航していて、所得手当や傷害補償の給付が遅れている。

・別の傷害や痛みの問題で補償請求をしたことがある。

・別の傷害や痛みの問題で長期欠勤(3か月以上)をしたことがある。

・前回の腰痛でも補償請求と長期欠勤をしていた。

・効果の上がらない治療を受けたことがある。

まとめ

いかがでしょうか?

ご自身に当てはまるものがいくつかあったのではないですか?

もちろん、腰痛の原因全てがこれらにあるわけではありません。

当然、柔軟性・筋力・使い方等にも問題があります。

しかし、何度も繰り返す腰痛や長期に及ぶ腰痛の場合、これらが大きな要因の一つになっていることは間違いありません。

痛みは心の影響を受けるため、まずはご自身で変えられるところから徐々に変えていきましょうひらめき電球

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