こんにちは!整体院導の石川です。
よくこのブログでは、痛みと心(脳)の関係をお話していますが、今回は痛みを改善させる超簡単な方法をお伝えします!
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『MBCT』で痛み改善
それは・・・
身体の力を抜いて姿勢を正した状態で座り、意識を自分の呼吸を意識するだけ
これをマインドフルネス・ストレス軽減法(MBCT)といい、いわゆる瞑想です。
「そんなことが痛みの改善に必要なのか?」
という皆さんの心の声が聞こえてくる気がするので、細かいポイントは後で説明するとして、先にMBCTが何故痛みの改善に効果的かお話します。
今までのブログでもお伝えしてありますが、慢性痛に関しては情動(感情)の影響を多大に受けます。
慢性痛とは、その時のネガティブな感情によって症状の強さが左右されてしまいます。
ネガティブな感情(不快感、恐怖、不安、怒り等)に深く関わるのは、脳の扁桃体と呼ばれる部分になり、慢性痛の改善には、筋肉や関節へのアプローチだけでなく、扁桃体の過剰な活動を抑えることも重要となります。
人が何かに集中しているときは、脳の背外側前頭皮質と呼ばれるところが活発に活動します。
ここがしっかりと活動すると、扁桃体の過剰な活動を抑制してくれます。
さあ、ここまでで何となく分かった方もいるんじゃないでしょうか?
そうです。
マインドフルネス・ストレス軽減法(MBCT)は、背外側前頭皮質の働きを強化し、扁桃体の過剰な活動を抑制することで慢性痛の改善に有効な方法なんです。
では、MBCTが何故有効なのかをご理解いただけたと思うので、細かいやり方についていくつかお伝えします。
MBCTのやり方
①リラックスできる場所で、正しい姿勢で座る(あぐらでも椅子でも良い)
②目を軽くつむり、呼吸に集中する(自然な呼吸で)
③初めは5分程度から始めて、徐々に時間を延ばして20~30分を目標とする
以上!
たったこれだけ!
ただ、残念ながらこれは即効性があるものではありません。
数か月はかかるものになるので、『継続』が重要となります。
しかし、施術とこれを併用することでより施術効果は高まるので是非行ってみてください!