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運動で痛みが改善できるという事実

【慢性痛の知識】
この記事は約3分で読めます。

こんにちは!整体院導の石川です。

あなたは運動習慣がありますか?

僕は慢性痛を撃退するには運動することが必要不可欠だと考えています。

運動は痛みを抑制させるだけでなく、身体に多大な良い影響を与えてくれるものです。

今日何故運動が大切なのかをより詳しくお伝えいたします!

※運動嫌いな人も読むだけ読んでみてください

運動と痛みの関係性

運動と痛みの関係性は実験でも効果的だと示されていて、ランニングやサイクリング等の有酸素運動の後では、痛みの刺激閾値が高くなる(痛みを感じにくくなる)という報告があります。

これは運動することによって脳の痛みを抑制する働きが活性化したことを示しています。

有酸素運動により筋力がついた・体力がついたからということではなく、有酸素運動を行ったこと自体が重要ということでしょう。

軽い運動を続けていると、炎症を抑えてくれる物質や麻酔のような物質が体内で分泌されるため全身の慢性炎症が抑制されたり、痛みの刺激に体が強くなるため、痛みを感じにくくしてくれるというわけです。

ちなみにあなたは「慢性炎症」と聞いたらどんなものを思い浮かべますか?

一般的には関節の変形やリウマチがメジャーでしょうか?

他にも慢性炎症が関わる疾患は、アトピーなどのアレルギー性疾患・リウマチなどの自己免疫疾患・癌・動脈硬化・肥満・アルツハイマー病などなど多数あります。

運動をすればこれらが治る!というわけではありませんが、症状を軽減させたり、進行を抑えてくれる働きがあります。

さらに、軽い運動で発現するとある物質は慢性炎症の防止だけでなく、記憶力を向上させて老化の減速に役立つことも分かっています。

負荷の大きい筋トレは逆効果?

逆に強い運動だと慢性炎症を促進させる方向に向かうことが実験で分かっています。

これだけ聞くと負荷の大きな筋トレはいけないのかと思ってしまいますが、そんなこととはないと考えています。

例えば、慢性腰痛患者の場合は身体を安定させる筋力に低下がみられることが多いです。

筋力をつけようと思うと、それなりに負荷をかける必要があります。

ではそうなった場合、ただウォーキングしていればいいのかと言われると疑問は残りますよね。

運動強度の設定をしっかりとしたり、毎日ガシガシやらないで休息期間を設けて栄養をバランスよく摂取できるようにしていれば何ら問題はないと思います。

ただ、運動強度の強い弱いはその方の運動能力によって全然変わってくるため一概には言えませんが。

ともかく!

運動(特に有酸素運動)が大事という事ですね。

運動してこなかった方がいきなり何時間も歩いたり走ったりする必要はありません。

まずは一日5分程度歩いてみてはどうでしょうか。

受け身の痛み改善よりも、セルフケアなどを行う能動的な方がより早く症状は改善できますよ💡

しかし、痛みで動けない方がこの記事を読んだからと言って焦って運動を始める必要もありません。

まずはしっかりとお身体を動かせる状態にする必要があるため、病院や整体で焦らず施術を受けてくださいね。

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