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発熱を伴うぎっくり腰には要注意!他の病気の可能性も!

ぎっくり腰
この記事は約3分で読めます。
こんな方におススメの記事です
  • ぎっくり腰の後に熱が出てきた
  • 熱が出た直後に腰を痛めた

突然のぎっくり腰と一緒に『熱』が出た経験はありますか?
もしくは今まさに腰痛と発熱が同時に出ていませんか?
実はぎっくり腰に伴う発熱はその他の『病気』が潜んでいるサインかもしれません。


こちらでは

①ぎっくり腰で発熱は起こるのか
②腰の痛みと発熱を伴う病気



以上の2つについて解説していきます。

ぎっくり腰で発熱するのはヤバい?

ぎっくり腰で考えられる原因で主なものは
①背骨の関節の捻挫
②腰の筋肉の過緊張

の2つになります。

そのため、時として足首を捻挫したように痛めた部位に『炎症(熱)』が出ることもあります。


しかし、それはあくまで局所的な反応での熱であり、風邪のように全身の発熱を伴うことはありません。


そのため、発熱が伴っているぎっくり腰の場合は、腰の問題を考えるよりも別の病気の可能性をまず疑った方がいいでしょう。

腰の痛みと発熱を伴う病気は?

腰の痛みと発熱を伴う病気ではガンや感染症などが考えられます。
今から腰痛と発熱を伴う疾患で主なものをいくつかご紹介しますね。

急性腎盂腎炎

実は腰痛というのは、内臓の病気でも引き起こされることがあります。
中でも腎臓の病気は、腰痛を起こすことが多いですね。

腎盂腎炎は既婚の女性や、前立腺肥大症などによる尿通過障害がある高齢者に起こりやすいものです。
症状は、寒気・悪寒を伴う高熱腰や背中の痛み尿が濁る・残尿感・頻尿などが特徴。

化膿性脊椎炎

細菌が脊椎を化膿させることで発症する病気です。
どこの背骨にも起こる可能性はありますが、首では稀で腰や背中に起こる事が多いとされています。

40~50代の中年や糖尿病・肝機能障害などで免疫力が低下している高齢者にも起こりやすいと言われています。

急性の場合は、化膿が起こっている部分(腰・背中・首)の痛みと共に発熱・吐き気・だるさといった全身症状を伴うことがありますね。

脊椎カリエス

肺から結核菌が血液によって背骨に運ばれて発症する疾患ですが、まれに泌尿器からの感染もあるため明らかな肺の病変がなくても起こる可能性はあります。
発症部位は腰>背中>首の順で多いですね。

症状は、腰や背中の痛みと共に微熱・だるさ・食欲不振・背骨が固まって動かなくなる脊椎硬直を生じます。

転移性脊椎腫瘍

これは簡単に言い換えれば『ガン』のことです。
背骨に転移したガンは、血液の流れで起こると考えられており、もし発生した場合は末期ガンであるとされています。

転移する部位は腰>背中>首>仙骨の順に多いと言われていて、ガンが骨に転移している時は身体のどこにガンがあってもおかしくないと言われています。

症状としては腰痛、下肢の痛みやしびれと発熱を伴うことが多いですね。
特徴的なのは、安静にしても緩和しない痛みが徐々に強くなり、夜間にも痛みを感じることが多くなるというところでしょう。

まとめ

ぎっくり腰になったら病院ではなく、接骨院や整体に通院する方も多いかと思います。

しかし、腰の痛みをサインとした重篤な疾患の可能性も考えられます。
その中でも『発熱』を伴うものには要注意ですね。

まずは病院で検査を行い、そこで異常がなければ発熱が落ち着いてから整体などで治療を開始するといいかと思います。

まとめ
  • ぎっくり腰では通常発熱は起こらない
  • 発熱している場合は重篤な病気が隠れているかも
  • まずは病院へ



発熱以外の危険な腰痛の見分け方はこちらをご覧ください☟

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