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特別保存版!何をしても辛い片頭痛について解説&セルフケア3選

頭痛
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この記事はこんな方におススメ
  • 自分の片頭痛の原因を知りたい
  • 長年片頭痛に悩まされている
  • 片頭痛を改善させる方法を知りたい


こんにちは!整体院導の石川です。

以前、危険な頭痛の見分け方についてお話していましたね☟


一口に頭痛と言っても様々な種類があり、頭痛に関係する病気は非常に多岐に渡ります。

そこで今回は頭痛の中でも『片頭痛』に焦点を当てて、片頭痛の分類と特徴・対処法についてお話していこうと思います。

片頭痛の分類

実は片頭痛と言っても種類があり、国際頭痛学会により大きく7種類に分類されています。

中でも主なものは

  1. 前兆を伴わない片頭痛
  2. 前兆を伴う片頭痛  となります。

ここでいう前兆とは『片頭痛に前駆あるいは随伴する局所神経症状の総称』と定義されています。

難しく聞こえますが、片頭痛が起こる直前に何か別の症状が起こったり、片頭痛が起こっている最中に別の症状が一緒に出現することだと思ってください。

前兆を伴わない片頭痛

こちらは片頭痛の中では最も多い種類です。


前兆ではありませんが、片頭痛発作の前に情緒不安定眠気生あくび(眠くないのにあくびが出る)、浮腫みなどの症状が現れる場合もあります。


前兆のない片頭痛は女性に多く、性周期と関連して発作が現れる場合もあります。


女性の中でも30代~40代に起こりやすいのですが、その理由としては

  • この時期に出産妊娠などホルモン量が変化しやすいライフイベントを迎えることが多い

  • 仕事と子育て、中には介護といった社会的ストレスを受けやすい

  • 更年期の入り口に差し掛かる



というようなものが考えられています。



その他に、女性の中には「月経前症候群(PMS)」を発症する場合もあり、『この頭痛はPMSのせいだろう』と思っていがちですが、実はPMSによる頭痛と片頭痛は別物です。



ですので、PMS+頭痛が起こっている場合は婦人科と一緒に頭痛外来の受診も行うとより良いですね。

前兆を伴う片頭痛

前兆の中で最も多いものが閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれるものです。

閃輝暗点って?

頭痛発作の前に突然視界にギザギザ・キラキラとした光の波が見え、次第に広がって暗くなりなくなる現象。
長くとも20分程度で消える。
若い時ほど回数が多く、加齢とともに回数は減ることが多い。



一般的にはこの前兆が落ち着くのに続き、閃輝暗点が見えた側と反対の側頭部に出現します。

痛みの特徴としては、初めは拍動性(脈打つような)痛みですが、数時間から半日後には非拍動性で持続的な痛みとなります。

その他、頭痛発作と共に現れる症状として羞明(しゅうめい)・音過敏・気分の不快感・下痢など様々なものがあります。

羞明って?

通常はまぶしさを感じない程度の光に対してまぶしさを感じる状態。
まぶしさだけでなく、不快感や目の痛みを伴うことも。



前兆を伴う片頭痛も女性特有の注意点があります。

女性の中には、避妊目的や生理痛を緩和させる目的で経口避妊薬(ピル)を服用する方もいますが、前兆のある片頭痛がある場合、エストロゲンを含む経口避妊薬は血栓症を引き起こす危険性があるので原則禁止です。

片頭痛があり、経口避妊薬を使用中もしくは使用するか検討している方は必ず片頭痛があることをお医者さんに伝えてください。

片頭痛の誘因

①季節の影響

片頭痛は季節による影響が大きいと考えられています。傾向としては春に最も頭痛が起こりやすく、冬よりも夏に頭痛が起こりやすいです。



②環境の変化

職場の異動や転職、引っ越しなどの生活環境の変化による精神的ストレス睡眠不足疲労を感じた時に比較的片頭痛が起こりやすい傾向にあります。



③特定の飲食物

片頭痛は特定の飲食物で症状が誘発されることがあります。

中でもチョコレート・コーヒー・アルコールにより誘発される例が多いです。



④家族歴

前兆を伴う片頭痛も前兆を伴わない片頭痛も40~50%に家族歴が存在し、特に母親が頭痛持ちであることが多い傾向にあります。

家族歴って?

親族や同居者の治療中の病気や過去に患った病気・ケガ(既往歴)のこと。

片頭痛の特徴

片頭痛の特徴は7つあり、この7つに当てはまると片頭痛の可能性は高いと言えるでしょう。

  1. 片側に出現するか、両側に出現するとしても強さに左右差がある拍動性(脈打つような)痛み

  2. 頭痛は数日ないし数週の間隔を置いて発作性に出現するが、長くても2∼3日でいったん治まる

  3. 発作が起きたら動くことが辛い

  4. 発作時に吐き気、嘔吐、光・音過敏などが共に現れる

  5. ストレスからの解放、人混み、寝過ぎ、炎天下、飲酒、運動などにより誘発される

  6. 頭痛は遅くとも30歳までに現れ親族の中に似たような頭痛を訴える人がいること

  7. 女性に多く妊娠中には頭痛が現れないか、現れたとしても軽度であるといわれる

片頭痛に効果的なセルフケア3選

こちらでお伝えするものは、『病院に行って診察を受けて薬も飲んだけど改善しなかった』という方向けの対処法になります。



ご自身で片頭痛だな~と思っていても、ごくまれに脳腫瘍くも膜下出血慢性硬膜下血腫など命に関わるものによって頭痛が引き起こされている場合があります。



ですので専門医の診察をまだ受けていない方は、まずは病院で診察・治療を行ってそれでも満足のいく効果が得られない場合に試していただければと思います。

後頭下筋を緩めよう

首の骨(頸椎)の間から様々な神経が伸びてくるのですが、その中でも上から2番目の神経は後頭部の感覚を支配していて、ここの神経が首の後ろの筋肉『後頭下筋』によって圧迫されると後頭部の痛みが引き起こされます。



お伝えするのはガチガチに凝り固まった後頭下筋をユルユルにしてくれるセルフケアです。



良く筋肉を緩めるとなったら、ストレッチかゴリゴリ揉みほぐすことを連想しがちですが、筋肉は力を入れて直後に脱力させても緩んでくれます。



頭の後ろを自分で揉むのはなかなか難しいため、バスタオルを使ったこちらの体操で緩めていきましょう💪

側頭筋を緩めよう


頭の側面には神経や血管が張り巡らされており、頭の横の『側頭筋』が凝り固まっていると、これもまた片頭痛を引き起こす要因になることがあります。

こちらはご自身の手でグリグリしっかりと緩めましょう!



特に普段『食いしばり癖』がある方はここがゴリゴリに固まっていることが多いです。

あまり強くやりすぎるとかえって痛みが悪化してしまう可能性があるので、ほんのり痛気持ちいいかな?程度の強さで行うのがポイント

自律神経を整えよう

最後は『自律神経』です!



先述の2つの筋肉が固まってしまうのは何で?となった時に自律神経が乱れていることも関わっているのでしっかりと自律神経を整えていきましょう。



深く腹式呼吸を行うことで副交感神経が優位になり、身体はリラックスモードに突入です。

そうすると緊張していた筋肉が緩むきっかけになるので、こちらの上の2つと並行してしっかり行っていきたいですね。

まとめ

片頭痛は症状がひどくなると、日常生活もままならなくなる非常に厄介なものです。



先ほども少しお話しましたが、中には重篤な疾患のサインであることもあるため、まずは専門医の診察を必ず受けるようにしましょう。



そこで異常なし!薬飲んでも効果なし!と言う場合は是非3つのセルフケアを行ってみてください。

首こり・肩こりから起こる頭痛についてはこちら☟

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