- 更年期に入ってから腰痛がひどくなった気がする
- 今まで腰痛を感じたことないのに更年期になってから感じるようになった
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
果たして更年期と腰痛は本当に関係しているのでしょうか?
この記事を読むことで
- 更年期障害と腰痛の関係
- 更年期に起こる腰痛の改善に必要なこと
が分かるようになります!是非参考にしてみてください!
更年期とは?

そもそも更年期とはいつからいつまでを指す言葉なのでしょうか?
更年期とは一般的に、閉経を迎える前後の各5年、すなわち40代後半から50代前半までの10年間を指し、この時期に心身の変化があらわれる人もいます。
更年期とは|大塚製薬 (otsuka.co.jp)
女性の場合は40代後半~50代前半までの約10年間を指す言葉ですね。
※男性にも更年期はありますが、今回は割愛させていただきます。
閉経の時期は個人差があるので、あくまで目安程度になります。
更年期障害とは
40歳代以降の男女の性ホルモン分泌量の低下が原因となる自律神経失調症に似た症候群。
更年期障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
厚生労働省では、更年期障害を自律神経失調症に似た症候群としています。
症状は人により多岐に渡り、例としては下記の症状があります。
- 血管運動神経症状:のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗、冷え、寒気、動悸
- 胸部症状:胸痛、息苦しさ
- 全身的症状:疲労感、頭痛・頭重感、肩こり、めまい
- 情緒不安定:イライラ、怒りっぽい
- 抑うつ気分:涙もろくなる、意欲低下
- その他:不安感、記憶力低下、集中力低下
- 運動器の症状:腰痛、関節痛、筋肉痛、手のこわばり、むくみ、痺れ
- 消化器系の症状:食欲不振、吐気、便秘・下痢、腹痛
- 皮膚・粘膜の症状:菅宗鑑、かゆみ、湿疹、蟻走感、口渇感
- 泌尿・生殖器の症状:排尿障害、頻尿、性交障害、外陰部違和感
一般的にはのぼせ(ホットフラッシュ)を主とする自律神経失調症状と不安感を主とする精神症状が2大症状とされますね。
治療には、ホルモン剤などの薬物治療や漢方療法、心理療法が有効とされています。
原因は?
主たる原因は卵巣機能の低下であり,これに加齢に伴う身体的変化,精神心理的な要因,社会文化
ja (jst.go.jp)
な環境因子などが複合的に影響することにより発現する
ホルモンバランスの変化が原因とされることが多いですが、それだけではなく、更年期に起こりがちな環境の変化や加齢による身体の変化、精神的影響などが絡み合って更年期障害は起こるとされています。
そのため更年期障害を改善させるためには、薬物療法だけでなく、疾患に対する自らの考え方を変えたり、日常生活の環境を整えることも重要になりますね。
パートナーと一緒に生活されている方は、パートナーに更年期障害がどういうものなのか?を理解してもらうことも必要でしょう。
更年期で腰痛が出るワケ
さて、本題の『更年期と腰痛』についてお話していこうと思います。
本記事では僕が考える更年期で腰痛が出るワケを3つお話していきますね。
ホルモンバランスの変化
まず更年期ではホルモンバランスが変化することは周知のことかと思います。
この変化するホルモンは【エストロゲン】であり、エストロゲンは血流を良くする働きがあるのですが、このホルモン量が低下すると血流が悪くなるため、腰痛に繋がる可能性があります。
血流が悪くなると、当然筋肉が固まってしまったり、痛みを発生させる物質が体内で生成されてしまうため、しつこい腰痛に繋がってしまいます。
運動習慣の欠如
厚生労働省の調査では、運動習慣のある人の割合として40代女性は12.9%・50代女性では24.4%と判明しています。

そして、更年期障害の人数を調査したデータでは以下のような結果があるようです☟
更年期の女性の50%~80%ほどが更年期における何らかの症状を訴えると言われています
更年期障害~更年期~疫学データに関連する基本情報 | SMT (searchmytrial.com)
仮に80%前後の女性が何かしらの更年期症状を訴えているとしたら、厚生労働省の運動習慣割合と関係があると考えられるのではないでしょうか?
さらに【腰痛ガイドライン2019】では
運動をしない群と運動群を比較した研究では、運動をしない群で腰痛のリスクが増加した。
腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版 (jcqhc.or.jp)
という研究結果も出ています。
そうなると、運動習慣の欠如が更年期に腰痛が悪化する・発症する理由の一つとして非常に関わり深いもののように感じますね。
ストレス過多
更年期は環境的変化の多い時期と言われています。
仕事を持つ場合は職場のリーダー的存在になる、家庭では親の介護・子供の就職や結婚など…。
良くも悪くも環境が変化し、ストレスを感じやすい・受けやすい時期です。
しかし、そのストレスを発散できずに溜まる一方だと体は『痛み』を感じやすくなるように出来ています☟
そのためホルモンバランスの変化や運動不足も相まって、ストレスが加わることにより、さらに辛い腰痛が発症しやすくなります。
更年期の腰痛を改善させるためには

ここまでのお話で更年期に腰痛が悪化・発症する理由をお分かりいただけたと思います。
では次に更年期の腰痛を改善させるための3つのポイントをお伝えしていきますね。
適度な運動を行う

前述したように運動習慣と腰痛には深い関係があります。
ウォーキングやジョギングなど出来る運動から始めていき、普段使われていない筋肉を働かせることで筋肉が固まってしまうのを防ぎましょう。
また運動自体にストレス軽減効果があるため、ストレス発散にも非常に有効な手段の一つですね。
病院で診察を受ける

病院で診察を受けることで初めて薬物療法に取り掛かることが出来ます。
もしホルモン減少そのものが、腰痛に関わっている場合は、病院で治療を受けた方が早く良くなる可能性があります。
薬物療法は整体や自力で行うことは出来ないため、「更年期障害かな?」と思ったらまずは病院で診察・治療を受けましょう。
病院での治療であまり効果が見られなければ、整体でお手伝いできる可能性が出てくるため、その時に整体への通院を視野に入れてもいいかもしれませんね。
生活習慣を見直す
例えば、毎日夜更かしをしてしまったり、食生活が乱れていると、それらが原因で自律神経が乱れて身体が痛みを感じやすくなってる場合があります。
睡眠時間は確保できているのか?
普段の食事は偏っていないか?
これらを今一度見直して、健康に気を使ってみてはいかがでしょうか?
睡眠と痛みの関係についてはこちらの記事をご覧ください☟
まとめ
・更年期障害について
・更年期に腰痛が出る3つの理由
・更年期の腰痛の改善3つのポイント
いかがでしたか?
今回の内容が少しでもあなたの辛い腰痛改善のヒントになれば幸いです。
他にも腰痛について気になることがあれば下のリンクから記事をご覧ください☟

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