さて、前回のPart1に引き続き腰椎椎間板ヘルニアによる足の痺れ攻略法をお伝えしていこうと思います。
前回のPart1をご覧になっていない方は先にこちらをご覧ください☟
それではまず前回の内容を簡単におさらいしていきましょう。
Part1のおさらい
前回は、ヘルニアによる足の痺れの中でも『椎間板の後方変位』によって引き起こされている場合の攻略法をお話しましたね。
後方変位による症状の特徴がこちら☟
これらの症状に当てはまる場合は『後方変位』によって引き起こされている可能性があり、反対にこれらに当てはまらない方は『前方変位』によって症状が引き起こされている可能性があるというお話でした。
そして今回は『前方変位』によって足の痺れが引き起こされている方へ向けた内容となっております。
前方変位を攻略しよう!
では一体どのような症状の出方が椎間板が前方変位している可能性があるかお伝えしますね。
もし上記の5つの特徴に当てはまるものがあれば、あなたの症状は椎間板の『前方変位』によって引き起こされている可能性があります!
反対にこれらの特徴と当てはまらず、むしろ逆の反応が出ることが多い方は椎間板の後方変位によって引き起こされていると考えられます。
そのような方はPart1のエクササイズを行うと症状が緩和する可能性があるので是非こちらをご覧ください☟
実践編
さて、前方変位を整復するためのエクササイズをお伝えする前に前回同様、必ず守っていただきたいルールをお伝えしますね。
- 必ずレベルが低いものから始める
今回お伝えする体操は3つのレベルがあります。
いきなりレベルが高いものから始めると症状が悪化する可能性があるため、必ずレベル1から始めましょう。 - 症状悪化の基準を守る
症状悪化の基準は2つあります!
①症状が出ている範囲が広くなった
②最初に出てた症状が中心から遠くに移動した(中心=背骨)
これらの反応が出た場合は仮に痺れが軽減してても必ず中止!
上記2つのルールを必ず守った上で今からお伝えするエクササイズを実践してみましょう!
レベル1┃腰曲げ体操
まず体操を2~3セット行ってみて、その反応事によってどうしていくべきか判断します。
※1セット目の体操で悪化の特徴が出た場合は即時中止
※体操中の痛みは我慢できる範囲ならそのまま体操を続けてみましょう
体操後の反応事のフローチャートを参考にしましょう!☟
レベル2┃腰曲げ(座位)
レベル3┃腰曲げ(立位)
まとめ
今回は腰椎椎間板ヘルニアの中でも後方変位による足の痺れの攻略法について解説しました。
病院の注射や整体の施術のみでは、改善が見られなかった辛い症状も背骨を積極的に動かすことで改善していくことは多々あります。
今回の体操で症状の緩和がみられた方は是非そのまま体操を継続してみてください!
それ以外の反応(変化なしor症状悪化)が出てしまった方は以下のフローチャートを見て次にお進みください。
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