こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事でご紹介する方法を実践すれば、あなたのお辛い寝起きのめまいも改善していきます!
記事前半では寝起きのめまいの特徴を、後半ではめまいの対処法について解説するので、じっくり読み込んでくださいね!
寝起きのめまいの特徴
寝起きに起こるめまいの多くは【良性発作性頭位めまい症(Benign paroxysmal positional vertigo:BPPV)】と呼ばれるものです。
今回は良性発作性頭位めまい症(以下BPPV)について詳しく解説していきますので、朝のめまいが辛いという方は是非最後までご覧ください!
症状
BPPVが起こりやすい年齢は40代~70代くらいまでで、女性に多く見られます。
主な症状は回転性のめまいであり、症状の起こり方は発作的で一時的で、症状の持続は短くて30秒以内、長くとも1~2分で治まります。
症状が起こりやすいタイミングとして
- 仰向けから起き上がり座った時
- 睡眠中トイレに起きた時
- 寝返りをうった時
などがあり、つまり首を前に倒したときや後ろに倒したときに起こりやすいですね。
BPPVは2種類ある
BPPVは2つの型に分けられるとご存知でしたか?
1つが後半規管型BPPV、もう1つが外側半規管型BPPVで前者がBPPVの多数を占めます。
どちらの型でも発作が強い場合に吐き気を伴うことがありますが、その他の耳鳴りや聴力障害などは起こることはありません。
BPPVの原因
耳の中には半規管・耳石器と呼ばれる体の平衡感覚を正常に感知するのにとても重要な働きをするセンサーの様なものがあります。
しかし、耳石器にある耳石が半規管内(多くは後半規管)に入り込み、リンパの流れが変化してしまうことで『めまい』を引き起こすと考えられています。
じゃあ耳石が耳石器から
剥がれちゃうのは何で?
実は耳石が剥がれる明確な原因はまだ不明です。
ですが、40代以降の女性に多いことから更年期によるホルモンバランスの変化や加齢が関わると考えられています。
また頭部外傷や寝たきりもめまいを引き起こす原因になると考えられていますね。
BPPVを改善させるには?
BPPVの改善には安静にするより、積極的に動き回ることが大切になります。
ただし『必ず耳鼻科に受診してBPPVと確定診断を受けてから』が必須となりますので、まずは病院の受診をして自分のめまいがBPPVなのか、それ以外の疾患なのかを診断してもらいましょう!
それでは①後半規管型に対するセルフケアと②外側半規管型に対するセルフケアをお伝えしていきますね!
後半規管型のセルフケア
後半規管型のセルフケアにはエプリー(Eplay)法が効果的です!
外側半規管型のセルフケア
外側半規管型セルフケアにはレンパート(Lempert)法がおススメ!
これら2つのセルフケアを行った後の数日間は頭を出来るだけ低く下げないようにし、就寝時も患側を下にしないようにしてください。
行ってすぐに効果が出るものではなく、複数回継続的に行う事で症状がジワジワ改善するものなのでご注意を!
まとめ
今回は良性発作性頭位めまい症について解説し、効果が認められているエクササイズを2種類お伝えしました。
しかし、今回お伝えしたエクササイズはあくまで『推奨されているもの』であり、『必ず効果が出るもの』ではないのでご了承ください。
また、医師の診察を受けていない場合は必ず診察を受け、医師の指示に従ったうえで日頃のケアの一環としてエクササイズを取り入れてみてくださいね。
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