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死ぬまで元気でいるための準備していますか?

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こんにちは!整体院導の石川です。

突然ですが、皆さんは日本の健康寿命平均寿命をご存知ですか?

まず、健康寿命とは元気に自立して過ごせる期間のことを指します。

そして、平均寿命とは特定の人が生きられるおおよその年齢を指します。簡単に言うと余命ですね。

現代では、健康寿命と平均寿命の差が男性では約8年程女性では約12年程あります。

つまり、自立した生活が送れなくなってもこの差の年数だけ生きてしまえるということです。
日本は医療が発達している反面、安楽死制度が導入されていない為、生きているというより生かされてしまうといった認識の方が近いでしょう。

もちろん、元気でいるためには日々の食事や運動に気を使わなければいけないのですが、ただそれをやれと言われても何故必要なのかが具体的に分からないと中々行動に移せない方は大勢いらっしゃるとおもいます。

なので、今日は皆さんにその『何故』を理解していただくために【サルコペニア】についてお話ししようと思います。

サルコペニアとは?

皆さんは『サルコペニア』という言葉を聞いたことはありますか?

サルコペニアとは、高齢者の骨格筋量の減少と筋力低下の病態を指している言葉です。

欧州サルコペニア・ワーキンググループの定義では

【加齢に伴う骨格筋量の減少と筋力低下が全身性に進行する症候群で、身体機能と生活の質の低下、死のリスクを伴うもの】

とされています。

サルコペニアの発症原因となるのは、加齢に伴う衰弱・全身の慢性炎症・低栄養・インスリン抵抗性・内分泌系の機能低下等です。

具体的なきっかけとしては、骨折によるベッドでの安静・腹部がん手術・高齢独居者にみられる低栄養・うつや認知症による引きこもりがあります。

欧州サルコペニア・ワーキンググループの診断指標をざっくりと記すと

①65歳以上の高齢者で寝たきりであり、独りで椅子から立ち上がれない

②歩行速度が0.8m/秒以下

③握力が一定の基準値に達していない

④筋量が一定の基準値に達していない

とされています。

サルコペニアになってしまうと、当然筋力低下によりますます歩行等の運動をしなくなり、骨密度が低下して骨折の危険性が高まります。

他にも痛みを抑制してくれる機能が低下してくるため、痛みを過剰に感じやすくなってしまいます。

人の手を借りないと生活できず、外に散歩することもできない。

ほんの少しのことで痛みを感じるようになってしまう。

想像するだけでため息が出ませんか?

正直、サルコペニアになってしまってからの回復は困難になるため、その前の予防が必要不可欠になるわけです。

サルコペニアを予防するためには

サルコペニアの原因となるもののほとんどを運動をすることで解決できます!

運動では、炎症の抑制機能が働き、骨密度や認知機能も高めてくれるためお金もかからず色んな問題を解決できるため最も効果的かつ効率がいいと思います。

しかし、現状膝が痛い・腰が痛い等の悩みがある場合は歩くのですら嫌になりますよね。

そういった部分に関しては整体でお手伝いできるものかと思っています。

整体で体のアンバランスを整えつつ、自ら積極的にウォーキングをすること!

これが出来るのがベストですね。

他人事じゃない!?サルコペニア予備軍

ちなみにここまで読んでいて「まだ高齢者じゃないから関係ないわー」と思っている方。

関係大ありです。

現在の社会環境ではデスクワークが多く、交通機関も発達しているため自分で歩くという機会が少ない方も多くいます。

また、特に女性に多いのが過度なダイエットをしてしまい、筋力が低下しているパターンもあります。

そうすると、若くてもサルコペニア予備軍となってしまうわけです。

最後まで元気に生きるのであれば運動が必要ですし、運動をする準備段階として整体でお手伝いできるかなと思っています。

最後まで読んでくださった方は、多少「運動しなきゃな」と思っていただけましたか?

まずは出来るところから徐々に始めてみてください!

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