こんにちは。静岡県藤枝市にある整体院導 院長の石川です。
今回は
「脊柱管狭窄症の人が絶対にやってはいけない2つの行動」
をテーマにお話していきます。
脊柱管狭窄症で歩くのも辛くて、藁にも縋る思いでYouTubeで
『脊柱管狭窄症 改善』
『脊柱管狭窄症 治る』
なんて検索して出てきた動画を片っ端から試してませんか?
ですが、脊柱管狭窄症に効く!みたいな動画の中には、むしろ逆効果となるものもあるんです…
脊柱管狭窄症を本気で治したい方は是非最後までご覧ください。
①自転車
脊柱管狭窄症の典型的症状の一つに間欠性跛行というものがあります。
これは連続で長く歩くことが出来ず、歩いている最中に腰を丸めたりしゃがんだりすると、また歩けるようになるといった症状です。
ただ、間欠性跛行がある患者さんでも自転車には乗れてしまうので、
『歩けないなら代わりに自転車に乗ろう!』と考え、ガンガン自転車を乗り回すんですが…
ここで悲しいお知らせです。
自転車に乗ってると脊柱管狭窄症は悪化します。
あ、これ自宅とかジムで乗れるエアロバイクも一緒です
何故かというと骨盤の構造を壊してしまうからです。
人体の要は骨盤、中でも仙骨と言われる部分なんですが、仙骨は左右の脚(股関節)から加わる力と上半身から加わる力を支えてくれる仕事をしています。
しかし、仙骨は下から突き上げられる力に対しては非常に弱いので、サドルに座り自分の体重の反発力で下から突き上げられると、イメージ的には仙骨と左右の腸骨という骨からなる仙腸関節に隙間が空いて体を支えられなくなります。
ただでさえ身体を支えられない脊柱管狭窄症の方が自転車に良かれと思って乗ったら、まさかの逆効果なんですね。
これと同じ理由で、地面に直接座ったり、長時間の車の運転は骨盤の構造を崩すので、特に脊柱管狭窄症の方は避けれるなら避けた方が良いです。
②ストレッチ
よく『脊柱管狭窄症 ストレッチ』なんて検索すると仰向けで膝を抱えて腰をグーッと丸めるようなストレッチやお尻を伸ばすストレッチを見かけると思います。
ですが、あれは長期的に見たら身体が壊れていってしまう可能性が非常に高いんです。
そもそも、神経というのは圧迫と牽引、この2つの刺激が加わっていると痺れや痛みを引き起こします。
脊柱管狭窄症というのは神経の通り道である背骨の管が変性して隙間が少なくなった、なくなってしまった状態です。
これは、ご想像の通り神経圧迫を引き起こします。
この状態で例えば腰をグイッと丸めるストレッチをかけたら、圧迫が起こっている部位から下の神経は過剰に引き延ばされてしまい、牽引ストレスが加わります。
これだけでもう察しの良い方は伝わってると思いますが、良かれと思って行っているストレッチが圧迫+牽引のダメージを身体に加えてしまっているんですね。
また、お尻を伸ばすようなストレッチも同様です。
まとめ
以上が脊柱管狭窄症の方がやってしまいがちな絶対NG行動2選でした。
もし、上記2つのことをやってしまっているなら今すぐ止めましょう!
他にどうしたら良いのか…とお悩みなら、是非一度当院へご相談くださいね!
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