1. 手のしびれって何?まず知っておきたいメカニズム
「最近、スマホを触っていると手がビリビリする…」
「朝起きたら、手の感覚が鈍くなってる…」
こんな経験、ありませんか?
それ、もしかするとただの「疲れ」や「血行不良」ではないかもしれません。
“しびれ”は、体からの異常サイン。
特に手のしびれは、神経系や首の状態に深く関係しているんです。
■ 「しびれ」って、そもそも何が起きてるの?
しびれとは、医学的には「感覚の異常」とされ、
✅ ビリビリ
✅ ピリピリ
✅ ジンジン
✅ 感覚が鈍い(触っても分かりにくい)
といった違和感として現れます。
これは、神経が正常に働いていない証拠。
神経が圧迫されたり、血流が悪くなったりすることで、
“脳に届くはずの信号”がブレたり、途切れたりしている状態なんです。
■ 手のしびれ=手の問題、とは限らない
ここでよくある誤解があります。
それは…
「手がしびれる=手に原因がある」と思ってしまうこと。
でも実は、手のしびれの多くは、首(頸椎)や肩、神経の通り道に異常があることが原因なんです。
たとえば…
🌀 頸椎ヘルニア
🌀 胸郭出口症候群
🌀 寝違えや首の筋肉の緊張
🌀 ストレートネック
🌀 姿勢の悪さ(巻き肩や猫背)
こうした“首から先のトラブル”が、手の神経を圧迫したり、流れを妨げたりして、結果として「手」にしびれが出てくるんです。
■ こんな“しびれ”は要注意!
しびれの症状には軽いものから重いものまでさまざまですが、
以下のようなケースは放置すると悪化するリスクが高いため注意が必要です。
✅ 片手だけにしびれが出る(特に親指〜中指)
✅ 肘から手の甲、指先までしびれる
✅ 朝起きたときに強く感じる
✅ 同じ姿勢を取っていると悪化する
✅ 首や肩の痛み・コリとセットで出る
これらに当てはまる場合、ただの血行不良ではなく、
神経の圧迫や構造的な問題が原因の可能性が高いと考えられます。
2. 手のしびれが起きる本当の原因──カギを握るのは“首と肩”だった!
「手がしびれるのに、なんで首や肩が関係あるの?」
そう思うかもしれません。でも実は――
首(頸椎)や肩まわりのゆがみや筋肉の緊張が、手のしびれを引き起こしているケースが圧倒的に多いんです。
ここでは、整体的な視点から見た「本当の原因」をわかりやすく解説していきます。
■ 原因①:頸椎(けいつい)のゆがみ・ヘルニア
首の骨(頸椎)は、神経のハブステーションのような場所。
特に、**首から手先まで伸びる神経=腕神経叢(わんしんけいそう)**は、
首の骨の間から出て、肩・腕・手先へと広がっていきます。
でも、もし頸椎がズレたり、ヘルニアで飛び出た椎間板が神経を圧迫したら…?
📌 神経の流れが悪くなり、手先に“ビリビリ”と異常な信号が届くようになるのです。
特に注意すべき頸椎ヘルニアのサイン:
- 首を後ろに反らすとしびれが強くなる
- 上を向くのがつらい
- 手の感覚が鈍くなる(触った感じが変)
- 指先の細かい動きがしづらい
これらが当てはまる方は、首の問題を疑ってみる必要があります。
■ 原因②:胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
聞き慣れない名前かもしれませんが、実は女性や細身の男性に多い疾患です。
首のすぐ下、鎖骨と肋骨の間を神経や血管が通っているポイントがあるのですが――
ここが筋肉のコリや姿勢の悪化(巻き肩・猫背など)によって圧迫されると、
📌 肩〜腕〜手先にかけて、しびれや重だるさが出てくるのです。
特にこんな方は要注意:
- 肩が内巻きで、猫背気味
- 鞄を片方の肩にばかりかけている
- デスクワークで肩まわりがカチコチ
- スマホを1日3時間以上使う
「姿勢のクセ」が原因になっている場合、整形外科では気づかれないことも多いです。
■ 原因③:筋肉の過緊張と筋膜の癒着
もうひとつ見逃せないのが、**筋肉や筋膜の“固まりすぎ”**です。
✔ 肩甲骨まわりの筋肉
✔ 首の後ろ(後頭下筋群)
✔ 胸まわり(小胸筋など)
これらがガチガチに固まることで、
📌 神経の通り道が狭くなり、圧迫されるということがよくあります。
特に、
- 寝違えたあとからしびれが続いている
- 肩こりが慢性化している
- 姿勢を正そうとすると痛む
…といった人は、筋肉由来のしびれの可能性が高いです。
✅「原因不明のしびれ」=原因が見落とされているだけ
病院で「異常なし」と言われたのに、しびれが治らない…
そんな方、少なくないですよね。
でも実は、
📌 「レントゲンやMRIに写らないレベルのゆがみや緊張」が、原因になっていることも多いのです。
だからこそ、体の構造・使い方を見てくれる整体の視点が必要なんです。
3. 手のしびれに整体が効く理由──“首から手先”をつなぐ全身アプローチとは?
「手がしびれてるのに、なんで整体なの?」
そう思われる方も多いかもしれません。
でも、実は病院では“異常なし”とされるケースでも、整体で改善する事例がとても多いんです。
その理由は――
✅ 整体は「体全体のバランス」を見るから。
✅ 神経・筋肉・骨格の関係性を深く理解しているから。
ここでは、整体で手のしびれにどうアプローチするのか?
その内容をわかりやすくご紹介します。
■ 整体の施術ステップ:しびれ改善の3本柱
🧠【1】首・頸椎のアライメント調整(神経の通り道を整える)
首の骨がゆがんでいたり、前方に突き出る「ストレートネック」状態だと、
頸椎から出る神経が圧迫され、腕や手への信号がうまく届かなくなります。
整体では、
▶ 首の自然なカーブ(生理的湾曲)を取り戻す
▶ 神経が通るスペースを確保する
▶ 背骨〜肩甲骨の連動性を改善する
…などを、無理のないソフトな手技で行っていきます。
💪【2】肩まわり・胸まわりの筋肉のリリース(神経の“出口”を広げる)
胸郭出口症候群に代表されるように、
神経や血管が通る「出口」が狭くなっていると、しびれは出やすくなります。
整体では、
▶ 小胸筋・斜角筋・肩甲挙筋などの緊張を丁寧にゆるめ
▶ 肩が内巻きになっている状態を改善
▶ 姿勢を保つためのインナーマッスルを目覚めさせる
これにより、神経の圧迫ポイントが減り、しびれが軽くなる人が多くいます。
🔄【3】体の使い方の指導&セルフケアの提案(再発防止)
整体の真価は、施術だけじゃありません。
▶ なぜその人の体にしびれが出たのか?
▶ どんな姿勢・動作が悪かったのか?
そうした生活動作の癖まで読み取って指導するのがプロの整体師です。
- 正しい座り方(骨盤から整える)
- デスクワークの姿勢アドバイス
- 首や肩の負担を減らす枕や寝方の改善
- おうちでできる簡単ストレッチ
こういった**“その人に合った”ケア**を受けられるのが、整体の大きなメリット。
■ よくある質問:「手のしびれって、本当に整体で治るの?」
A. 原因によっては、かなり高い確率で改善します。
実際に、整体院ではこういったケースに多く対応しています:
- 頸椎の軽度なズレや可動域制限によるしびれ
- 肩〜腕の筋肉の過緊張による神経圧迫
- ストレートネックからくる腕神経叢の圧迫
- 姿勢不良からくる胸郭出口症候群型のしびれ
これらはレントゲンやMRIには写らないことも多いため、整体での検査・施術で初めて原因が見つかることも少なくありません。
4. 手のしびれを悪化させないためのセルフケア&NG習慣
整体で体を整えることはもちろん大切ですが、
それと同じくらい大事なのが、毎日の体の使い方・クセの見直しです。
ここでは、今すぐできる【セルフケア】と、しびれを引き起こしやすい【NG習慣】をセットで紹介します。
✅ 今すぐできるセルフケア3選
【1】首の神経スペースを広げる「軽い後屈ストレッチ」
やり方:
- 椅子に浅く座り、背筋を伸ばす
- 両手を後頭部に軽く添える
- アゴを少し上げて、首を後ろにそらす(無理のない範囲で)
- 5秒キープ × 3回
効果:
📌 頸椎の間を広げ、神経圧迫をやわらげる。
【2】小胸筋リリース(胸まわりの神経の出口を広げる)
やり方:
- 壁に対して横向きに立つ
- 壁側の腕を肩の高さで真横に伸ばす
- 体をゆっくり反対側にねじる(胸が伸びる感じ)
- 10秒キープ × 2セット
効果:
📌 肩が内巻きになるクセを改善し、腕の神経の圧迫を解放。
❌ 手のしびれを悪化させるNG習慣5選(具体例つき)
NG①:スマホを見るとき、いつも“顔だけ下向き”
- 首の角度が90度近くになると、首に約20〜30kgの負担がかかると言われています。
- 神経圧迫の原因No.1です。
🧠 スマホは目線の高さへ!肩を丸めない!
NG②:肘を曲げたまま長時間作業(タイピング・スマホ)
- 肘を深く曲げたままだと、尺骨神経が圧迫されやすく、薬指・小指のしびれにつながる。
- よくあるのが「ひじ枕」や「腕を曲げたまま寝る」習慣。
🧠 肘はできるだけ伸ばす。クッションで支えて負担分散を!
NG③:カバンをいつも片方の肩にかけている
- 肩が下がり、神経の通り道が片側だけ狭くなる
- 差し込むようなしびれや腕の重だるさに直結
🧠 リュック or 両肩交互に。荷物も軽くする工夫を!
NG④:枕が高すぎる or 寝具が柔らかすぎる
- 首が押しつぶされ、神経の圧迫が寝ている間も続く
- 朝起きた瞬間にしびれを感じる人は要注意
🧠 理想の枕の高さ=横から見て「首→背骨」が真っ直ぐに!
NG⑤:しびれを感じる動作を“無理にストレッチ”している
- 「しびれる=伸ばせばいい」と思いがちですが、それは逆効果!
- 神経に炎症があるときは、過度な伸展が悪化要因になります。
🧠 ストレッチは“痛気持ちいい”範囲まで。しびれが強くなる動作は一時中止!
5. しびれを繰り返さないために──整体でできる「再発防止型の体づくり」
「整体で楽にはなったけど、しばらくしたらまたしびれが出てきた…」
そんな声を聞くこともあります。
それは、“症状を取るだけのケア”に留まってしまっているからなんです。
本当に大切なのは、再発しない体をつくること。
整体では、そのための“構造的アプローチ”が可能です。
✅ 痛みやしびれを繰り返す人の特徴
✔ デスクワークが中心で、1日5時間以上座っている
✔ スマホを見るときに姿勢が崩れている
✔ ストレッチや体操は三日坊主になりがち
✔ 筋力が落ちていて、正しい姿勢を維持できない
✔ 自律神経のバランスが崩れて、回復力が落ちている
…これらは、一時的に楽になってもまた元の状態に戻る原因になります。
だからこそ、整体では「土台からの再設計」が求められるのです。
■ 整体での再発予防アプローチ
🌀【骨格の再調整】
- 首・肩・背骨・骨盤を見直し、重力を正しく支える“まっすぐな軸”を作る
- ゆがみの連鎖を止めて、神経が圧迫されにくい体へ
🌀【筋膜と神経の通り道を正常化】
- ガチガチに固まった筋膜をリリース
- 神経の滑走性を高めて、刺激や圧迫に強い体に
🌀【動きのクセの再教育】
- 正しい座り方・歩き方・寝方を指導
- 生活での“悪いクセ”を見直すことで、無意識レベルで再発を防止
✅ だから整体は“治療”だけでなく“予防”になる
整体というと、「痛くなったら行く場所」というイメージがあるかもしれません。
でも本来は、
📌 痛みが出ないように体をメンテナンスする場所
📌 不調の“芽”を摘み取る場所
なんです。
「しびれを感じた時点で、すでに体は悲鳴をあげている」
その声をちゃんと聞いて、体の根本から整えていく。
それができるのが、整体の本当の価値です。
では最後に、この記事のまとめと、
“今すぐあなたができる一歩”についてお話しします。
6. まとめ──その手のしびれ、整体で“根っこから”整えよう
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
「手のしびれ」といっても、その原因や背景は人によってまったく異なります。
ですが、“体全体のバランスが崩れている”という共通項があること、感じていただけたのではないでしょうか?
✅ 記事のおさらい
✔ しびれの正体は、神経の流れが乱れているサイン。
✔ 多くの場合、原因は手ではなく“首・肩・姿勢”にある。
✔ 筋肉・骨格・神経が複雑に絡み合っているからこそ、全体を見る整体が有効。
✔ 間違ったセルフケアや姿勢のクセが、しびれを悪化させることも。
✔ 整体では、再発しにくい体の軸をつくることができる。
✅ 最後に伝えたいこと
「なんとなく我慢できるから」
「時間がたてば治るかもしれないから」
――そんな理由で、あなたの大切な体のSOSを無視していませんか?
しびれは放っておくと、
📉 感覚が鈍くなる
📉 筋力が低下する
📉 最悪、感覚が戻らなくなる可能性すらある
だからこそ、今こそ行動すべきタイミングなんです。
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