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その腰の不安定感、原因は“骨の疲労”と“身体の崩れ”だった|すべり症・分離症の本当の正体

【腰痛】
この記事は約6分で読めます。

腰の痛みが「長引く」「繰り返す」…それ、すべり症・分離症かもしれません

✅ 前かがみや反る動作で痛む
✅ 長く立っていると腰が抜けるような感覚
✅ 運動を休んでもすぐ再発する
✅ 「成長期の疲労骨折」と言われたが、治る気がしない

このような腰のトラブルに悩まされている方、
それは**「すべり症」あるいは「分離症」**と呼ばれる状態かもしれません。


すべり症・分離症とは?

  • 分離症:椎弓という背骨の一部が疲労骨折し、上下の骨の連結が断たれる状態
  • すべり症:分離した部位、または椎間板の変性により、上下の背骨が前後にずれてしまう状態

これらは、スポーツをする学生だけでなく、デスクワーク中心の大人、出産後の女性、高齢者にも増えています。
では、なぜこのような骨の異常が起きるのでしょうか?

分離症・すべり症の本当の原因とは?

── 「骨が壊れる」前に、身体の崩れが始まっている

分離症やすべり症というと、
「ジャンプやダッシュなどの過度な運動で骨に負担がかかり、疲労骨折した」
「加齢によって椎間板がすり減り、骨が滑った」
といった“結果論”で説明されがちです。

しかし、整体の視点で見ると、それはあくまで**“最後に起きた現象”にすぎません。
その前には、必ず以下のような
“身体全体の誤作動”**が存在しています。


原因①:骨盤と腰椎の不安定化|「支える構造」が崩れている

分離症やすべり症が起こる人の多くに共通するのが、
骨盤の後傾・股関節のロック・腰椎前弯の崩れです。

この状態では:

  • 腰椎に本来のカーブ(S字)がなくなる
  • 背骨全体の衝撃吸収力が落ちる
  • 動作のたびに「腰の一部に負担が集中」

つまり、腰椎(特にL5)にピンポイントでストレスが繰り返し加わる構造になっているのです。
その蓄積が「分離(骨折)」や「すべり(ズレ)」として現れます。


原因②:体幹(インナーマッスル)の機能低下|“支える力”が使えていない

インナーマッスル、とくに多裂筋・腹横筋・骨盤底筋・横隔膜は、
背骨や骨盤を微細に安定させる“内側の支え”です。

しかし、呼吸の浅さ・猫背・運動不足などにより、これらが機能低下すると:

  • 外側の筋肉(脊柱起立筋など)に過剰な緊張が起きる
  • 微細なブレを支えられず、関節や椎弓に“ミシミシ”と歪みが発生
  • 結果として、骨が折れる(分離)・ずれる(すべり)リスクが跳ね上がる

実際、MRI画像では多裂筋の萎縮=腰椎不安定性の指標として用いられることもあります。


原因③:足元の崩れからくる重心バランスの乱れ

足部のアーチが崩れたり、足指が使えなかったりすると、
歩く・立つといった基本動作で重心がズレ、
骨盤・背骨が本来の安定ポジションを維持できなくなります。

  • 偏平足や外反母趾 → 骨盤が内旋
  • 重心が常につま先 → 腰椎前弯が強まり、L5への剪断力が増す

つまり、「足元の不安定さが“腰の骨折リスク”を作っている」状態になるのです。


原因④:反り腰・過伸展姿勢による腰椎の“つぶし込み”

特に女性に多いのが、見た目はよい姿勢=過伸展というケース。
胸を張り、腰を反って立つクセは、一見姿勢が良さそうに見えますが、

  • 腰椎の後方構造(椎弓・関節突起)に常に圧縮ストレスがかかる
  • 椎間関節や椎弓が過剰にすり減る
  • 微細骨折(分離)→不安定化→前方すべり、の悪循環

となりやすいのです。


原因⑤:成長期の過剰負荷(ジュニアアスリートに多発)

スポーツを頑張る小・中・高校生に多く見られる分離症。
とくに以下の競技に多い傾向があります:

  • 野球(特に投手)
  • サッカー
  • バレーボール
  • 体操・器械運動
  • 陸上(短距離・跳躍)

これらは共通して、“腰の反り+捻り”動作が繰り返される競技であり、
成長途中の未熟な骨に、限界を超えたストレスが加わることで発症します。


まとめ|すべり症・分離症の真の原因は「骨の問題」ではなく、「支える全体の崩れ」

原因領域内容
骨格構造骨盤後傾・腰椎弯曲異常・反り腰
筋機能多裂筋・腹圧の低下・体幹の不安定
足部構造足元の崩れ → 骨盤・腰椎への連鎖
生活習慣姿勢・呼吸・成長期の過負荷

すべり症・分離症は、局所の骨の問題ではなく、
**身体全体の崩れが引き金となって引き起こされる“構造的エラー”**です。

整体院 導が考える「すべり症・分離症の根本改善戦略」

── 腰だけを見ていては、決して改善しない

すべり症や分離症を訴える方の多くは、
「コルセットを巻いて安静にする」
「運動を控えて様子を見る」
「リハビリで腹筋・背筋を鍛える」
といった一般的な対処を受けてきたはずです。

しかし、それでも改善しなかった、あるいは再発している方がほとんどです。

なぜなら――
その対処法が、“腰単体の視点”にとどまっているからです。

整体院 導(藤枝市)では、身体を一つの「重力下で支えるシステム」として再構築する視点から、次の3本柱でアプローチしています。


① 骨盤×背骨×股関節の立体的な構造矯正

  • 骨盤の傾き(前傾・後傾)を中心軸に再調整
  • 腰椎の過前弯・反り腰を呼吸と連動させながら緩やかに再教育
  • 股関節の内外旋のバランスを整え、腰椎への負担を“分散できる体”へ

このアプローチにより、腰椎だけが頑張っていた身体構造を、全身で支える設計に切り替えていきます。


② 呼吸と腹圧(インナーユニット)の再教育

  • 呼吸の浅さによって腹圧が抜け、腰の安定性が崩れている方が非常に多く見られます。
  • 導では、横隔膜・腹横筋・骨盤底筋・多裂筋の連動性を“呼吸から”再構築します。

呼吸と動作が一致するようになれば、インナーから腰を守る支えが生まれ、骨へのストレスは激減します。


③ 足元からの再構築|靴・インソール・重心ラインの最適化

  • アーチの崩れ・浮き指・偏平足によって、全身のバランスが破綻しているケースが非常に多い
  • 足部を整えることで、骨盤の傾きや回旋のクセも整いやすくなり、“地面から整う腰”が再現されます

当院では、単なるマッサージや電気ではなく、
歩行時・静止時・座位などの重力下での姿勢検査と足元からの評価も実施し、
すべり症・分離症の再発を防ぐ“本質的な下地”を作ります。


必要に応じて:栄養評価・生活指導も併用

  • 慢性的な腰痛や骨の疲労には、タンパク質・ビタミンD・カルシウム・鉄分などの栄養不足が背景にあることも少なくありません
  • 食生活・睡眠・回復力の低下がある方には、分子栄養学的なサポートも併せて行います

まとめ|“骨のズレ”ではなく“身体の崩れ”を直すことが、再発を防ぐカギ

アプローチ内容
構造矯正骨盤・腰椎・股関節の連動性の回復
呼吸・腹圧調整インナーで支える力を育てる
足元の再教育全身バランスを“無意識に”整える
生活習慣・栄養改善再生・修復力を引き出す土台づくり

まとめ|すべり症・分離症は「骨の異常」ではなく「全身の崩れの結果」

  • 痛むのは“腰”でも、原因は“構造・動作・習慣”にある
  • 腰椎が壊れる前に、骨盤・股関節・足元で“支えられない体”になっている
  • 呼吸・インナーマッスル・歩行まで見直すことで、「再発しない腰」に変えていける

【藤枝市で“すべり症・分離症”にお悩みの方へ】

  • コルセットや運動制限だけで変わらなかった
  • 「成長期の疲労骨折」と言われたまま経過観察している
  • 何年も腰に不安を抱えたまま生活している

整体院 導では、“腰そのもの”ではなく“腰に負担がかかる体”を再構築する施術を行っています。


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▶︎ 公式ホームページ
https://michibiki-seitai.com/
▶︎ LINE相談はこちら
https://lin.ee/KbbFzeQ


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