「またぎっくり腰になった…」
「前回は軽かったのに、今回は立てなくなった」
そんな不安を感じたことはありませんか?
ぎっくり腰は、一度経験すると“癖”になると言われますが、実際には同じような生活パターン・身体の使い方・体内環境が再発を引き起こしているケースが多いのです。
特に以下のような方は要注意です:
- 朝、前かがみで顔を洗う動作が怖い
- 通勤後や帰宅後、腰がズーンと重くなる
- 病院では異常なしと言われたが、腰の不安が消えない
この記事では、**繰り返すぎっくり腰の“本当の原因”**を明らかにし、
再発を防ぐために今日から見直すべき習慣を、医学的・構造的な視点からやさしく解説します。
「ぎっくり腰の根本改善は、決して痛みを取るだけでは終わらない」
そんな視点で、一緒に“再発しない体”をつくっていきましょう。
ぎっくり腰を“癖づけてしまう人”の特徴とは
「一度治ればOK」は危険な思い込み
多くの方が「ぎっくり腰が治った」と感じるのは、痛みが引いたタイミングです。
しかし、それは表面的な炎症が収まっただけの状態であり、
神経や筋膜、関節の回復はまだ進んでいないことがほとんど。
一時的に良くなったからといって
再発リスクが消えるわけではないのです。
腰を“守りすぎる”生活が悪循環に
ぎっくり腰を経験した人は、無意識に腰をかばいながら動くようになります。
たとえば、
- 前かがみになるのを避ける
- 片側に体重をかけて立つ
- コルセットやサポーターを常用する
など、“守る動き”ばかりが習慣化すると、
本来動くべき関節や筋肉が使われなくなり、さらに不安定な体になってしまいます。
痛みが消えても「内部の回復」はまだ
筋膜のねじれ、骨盤や背骨の関節のズレ、
神経の滑走障害など、ぎっくり腰の背景には
多層的な機能低下があります。
これらは自然には回復しにくく、時間をかけて構造と機能の再構築が必要です。
医学的に見た「再発しやすい体の条件」
骨盤の可動域が狭く、腰椎に負担が集中している
本来、腰を前に倒す・後ろに反らす・ひねる動きは、
骨盤と股関節、胸椎など複数の関節が連動して行われます。
ところが、
- 骨盤が固まって動かない
- 股関節の柔軟性が低下している
- 背中(胸椎)の可動性がない
といった状態では、すべての負担が腰椎に集中してしまいます。
これがぎっくり腰の再発を招く一因です。
呼吸と腹圧の乱れが、体幹の安定性を崩す
姿勢の安定には「腹圧(インナーユニット)」の働きが欠かせません。
特に、呼吸が浅くなると横隔膜が機能せず、
体幹の安定装置がオフになってしまうのです。
その結果、
- 腰を反ってごまかす姿勢になる
- 表面の筋肉だけで支えるクセがつく
- 無意識に背骨をロックしてしまう
という悪循環に陥り、再発の下地が作られていきます。
InBodyの測定でわかる「再発予備軍」
当院では、InBodyを使って部位別の筋肉量や水分バランスを計測しています。
再発リスクが高い方の特徴としては、
- 体幹や下肢の筋肉量が少ない
- 左右差が大きい(特に骨盤まわり)
- 水分不足やむくみの偏在がある
といった筋力と循環のアンバランスが見られます。
表面的な痛みでは見えない「隠れた再発因子」を可視化することで、
より根本的な対処が可能になります。
今日から避けるべき3つのNG行動
1. 長時間の“なんとなく座り”
デスクワークやテレビ視聴などで、
「腰を丸めたまま座り続ける」ことが最大のリスクです。
特に以下のような座り方は危険信号:
- 骨盤を寝かせて浅く座る
- 背もたれにズルッともたれかかる
- 脚を組んで左右どちらかに傾く
これらはすべて、骨盤の歪みと腰部筋膜の癒着を進行させ、
再発のトリガーになります。
2. 急に始める“筋トレ”や“ストレッチ”
「予防のために運動を始めよう」と思い立ち、
いきなり体幹トレーニングや腰のストレッチを始めるのはNGです。
なぜなら、
- 回復していない神経や関節に負荷がかかる
- 誤ったフォームでさらに体を固める
- 腰部の反りやねじれが悪化する
といったリスクがあるからです。
段階的な再教育と構造改善が整ってから運動を取り入れるべきです。
3. 湿布や痛み止めだけで済ませる
「とりあえず貼っておこう」「薬を飲んで様子を見よう」
という処置だけでは、根本的な変化は起こりません。
むしろ、痛みが引いたことで無理な動きを再開し、
再びダメージを重ねるケースが後を絶ちません。
再発防止には、“体の機能”を取り戻すアプローチが必要不可欠です。
ぎっくり腰を“繰り返さない人”がやっていること
回復の“タイムライン”を理解している
多くの人は「痛みが消えた=治った」と思いがちです。
しかし、変性疾患(脊柱管狭窄症・変形性関節症など)や
筋膜・神経に関わるぎっくり腰は、本来回復に時間がかかる症状です。
当院では、以下のような目安をお伝えしています:
- 歩けるまで:約2〜3ヶ月
- 痛みが完全に消えるまで:約半年〜1年
短期間の対処で油断せず、「再発を防ぐための期間」も治療の一部と捉える方が、結果的に早く回復していきます。
施術だけでなく「環境」も整えている
痛みを繰り返さない方は、生活習慣や環境の改善にも積極的です。たとえば、
- 靴やインソールを見直して歩行を安定させる
- InBodyで筋肉のバランスや脂肪分布を把握
- 食事内容の改善(タンパク質・ミネラル補給など)
- 睡眠環境やストレス管理に意識を向ける
こうした日常の選択を変える力が、再発を防ぎ、
「一回きりのぎっくり腰」に終わらせるポイントになります。
痛みの“意味”を学んでいる
慢性化したぎっくり腰ほど、「脳と神経の記憶」が関係します。
不安・恐怖・ストレスが痛みを強化する仕組みもあるため、
“痛みは脳が出している反応”だと知ることが回復の一歩です。
当院では、単なる施術ではなく、
「自分の体に向き合う知識」も提供することを大切にしています。
整体院導での改善アプローチと実例紹介
【1】構造のゆがみを整える“手技”
まず、当院が最も重視しているのは**「構造の再設計」**です。
骨盤や背骨、肋骨の動きに着目し、
過剰にロックされている関節を安全にゆるめ、
神経と筋肉の通り道を再構築します。
無理にボキボキしない、やさしい刺激で神経系にアプローチするため、
高齢の方や手術宣告を受けた方でも安心して受けられます。
【2】InBodyと足の分析で「何が治りにくさを生んでいるか」を特定
当院では、**InBody(高精度体組成計)**を使って
筋肉量・体脂肪・水分バランスを部位ごとに評価します。さらに、
- 足裏の荷重バランス
- 靴の変形・摩耗パターン
- インソールの適合性
など、“足元からの崩れ”を徹底的に分析することで、
腰・神経系への悪影響を見逃さず改善へつなげます。
【3】超栄養学で「回復できる体」に育てる
症状がなかなか治らない方の多くに、
ビタミン・ミネラル不足や腸内環境の乱れが見られます。
整体院導では、
- 京都大学の研究者から学んだ最新の栄養科学
- 解剖・生理・再生医学をベースにした超栄養学
- 炎症・むくみ・神経修復に必要な栄養アドバイス
を組み合わせ、体の中から治せる土台作りを行います。
【実例】歩けないほどのぎっくり腰から回復した60代男性
初回来院時、腰を伸ばすこともできず、
杖なしでは歩行が困難だった60代の男性。
整形外科では「年齢による筋力低下と神経圧迫」とされ、
薬と湿布で経過観察のみ。
当院では、
- 骨盤と背骨の連動性を回復
- 足元の安定化(靴・インソール調整)
- 筋力バランスとむくみの可視化(InBody)
- ミネラルと抗酸化栄養による回復支援
を約3ヶ月かけて実施。
その後、歩行は1ヶ月で安定し、日常生活は3ヶ月で問題なく。
半年で痛みはほぼ消失し、今では再発予防のメンテナンスを継続中です。
まとめ:ぎっくり腰は“繰り返す疾患”から“予防できる疾患”へ
ぎっくり腰は「急に起きた突発的なトラブル」ではなく、
**体の構造・神経・栄養・生活習慣の積み重ねで起きた“結果”**です。
そのため、痛みが引いたら終了ではなく、再発予防まで見据えたケアが本質。
整体院導では以下のアプローチを通して、
なぜ何度も繰り返すのか?
なぜ病院で原因が特定できないのか?
なぜセルフケアだけでは限界があるのか?
に答えを出し、**“一回きりで終わらせる体づくり”**をサポートしています。
藤枝市でぎっくり腰を繰り返している方へ
「またやるんじゃないか…」
「怖くて動けない…」
そんな不安を抱えている方にこそ、
“体の構造から再設計する治療”が必要です。
一時的な対処ではなく、根本から変えていく整体を受けてみませんか?
▼ご予約・ご相談はこちらから
現在、**初回限定 4,980円(税込)**にて受付中です。
※対象:新規の方/LINE登録者限定


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