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腰椎椎間板ヘルニアによる足の痺れ┃完全攻略ガイドマップPart1(後方変位編)

椎間板ヘルニア
この記事は約6分で読めます。
こんなお悩みありませんか?
  • ヘルニアによる足の痺れが辛い
  • 満足に外出が出来ず憂鬱な日々を過ごしてる
  • 手術と言われてるが手術をしたくない

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事でご紹介する「特別な体操」を実践すれば、あなたのお辛いヘルニアによる足の痺れも改善していきます!

なぜなら、実際に僕自身も今回お伝えする体操で腰椎椎間板ヘルニアと診断され、足の痺れでお困りの方を多く改善してきたからです。

記事前半では『ヘルニアと痺れの関係』を、後半では『痺れを改善する特別な体操』について解説するので、じっくり読み込んでくださいね!

ヘルニアと足の痺れの関係

なぜヘルニアになると足の痺れが生じるのでしょうか?

それは皆さんもご存知の通り、『椎間板』という背骨の間にあるクッションが飛び出てしまい、神経を圧迫することが原因と言われています。

椎間板の役割は?

椎間板は背骨の間にあり、背骨に加わる衝撃を吸収する。
また靭帯と共に背骨を保護する役割も持つ。

椎間板が飛び出てしまうリスク要因は様々ありますが、それについては以前投稿した別ブログで詳しく解説しているため、まだご覧になっていない方はこちらの記事をご覧ください☟

椎間板モデルで考えよう

今回は『椎間板モデル』という考え方を用いて椎間板ヘルニアによる足の痺れを改善させていく方法をお伝えしようと思います。

あまり聞き馴染みのない言葉ですよね。

簡単に説明すると、背骨の位置で椎間板がどのように移動するか?というものです。
※厳密には椎間板ではなく「椎間板内の髄核が」ですが分かりやすく椎間板と表記しています。ご了承ください。

後方変位のイメージ図

例えば座っている時や前かがみの姿勢の場合は、腰の背骨は丸くなります。

そのため背骨の前方が狭くなり、後方が広がるため、椎間板は後方に押し出される形で後ろに移動します(後方変位)

前方変位のイメージ図

反対に立っている時や歩いている時は、腰の背骨は反った状態です。

そのため背骨の後方が狭くなり、前方が広がるため、椎間板は前方に押し出される形で前に移動します(前方変位)


この椎間板モデルの考え方を用いて、変位してしまった椎間板を整復する体操を行えば、理論的には腰椎椎間板ヘルニアによる痺れの症状を攻略できるというわけです。

後方変位を攻略しよう!

今回のPart1では『後方変位の攻略法』をお伝えしますね。

そのためには後方変位による症状誘発時の特徴を理解する必要があります。

後方変位の特徴
  • 座っていると症状が出る
  • 座ってから立ち上がると症状が出るが歩いていると徐々に楽になる
  • 中腰姿勢で症状が出る
  • 仰向けで寝ていると症状が出る
  • 座ってるよりも立ってた方が楽

もしこの5つの特徴の中で当てはまるものがあるなら、あなたは後方変位を整復する体操を行えば辛い足の痺れが改善する可能性があります!


反対にこの5つに当てはまらない方は、前方変位によって症状が出ている可能性があります。

その場合はこちらの記事をご覧ください!

実践編

では今から実際に自宅での体操を行うための絶対に守ってほしい2つのルールをお伝えします!

  1. 必ずレベルが低いものから始める
    今回お伝えする体操は3つのレベルがあります。
    いきなりレベルが高いものから始めると症状が悪化する可能性があるため、必ずレベル1から始めましょう。
  2. 症状悪化の基準を守る
    症状悪化の基準は2つあります!
    ①症状が出ている範囲が広くなった
    ②最初に出てた症状が中心から遠くに移動した(中心=背骨)

    これらの反応が出た場合は仮に痺れが軽減してても必ず中止!

上記のことに気を付けながら今からお伝えする体操を行いましょう!

レベル1┃腰反らし体操

まず体操を2~3セット行ってみて、その反応事によってどうしていくべきか判断します。
※1セット目の体操で悪化の特徴が出た場合は即時中止
※体操中の痛みは我慢できる範囲ならそのまま体操を続けてみましょう

体操後の反応事のフローチャートを参考にしましょう!☟

フローチャート
  • 体操後に症状悪化の特徴が出た場合
    →体操を中止する。
    Part2のエクササイズを行っていない場合Part2に進む
    Part1.2両方行っている場合Part3に進む
  • 体操しても特に変化が現れない場合
    →体操の負荷が弱いかも?レベル2の体操へ進む
  • 体操後に症状が緩和した場合
    →この体操で改善していく可能性大!毎日続けてみよう!
    ※体操は連続して行わなくてもOK
     1日の合計で50回を目標にしよう

レベル2┃腰反らし体操+息吐き

※息を吐いた時に腰が沈み込むような感覚・イメージで行えるとより効果的

フローチャート
  • 体操後に症状悪化の特徴が出た場合
    →体操を中止する。
    良い反応が出るまで3~4日かかることも。
    レベル1の体操で様子を見よう。
    それでも変化がない場合Part2に進む。
    Part1.2両方を実践済みならPart3に進む。
  • 体操しても特に変化が現れない場合
    →体操の負荷が弱いかも?レベル3へ進む
  • 体操後に症状が緩和した場合
    →この体操で改善していく可能性大!毎日続けてみよう!
    ※体操は連続して行わなくてもOK
     1日の合計で50回を目標にしよう

レベル3┃腰反らし体操+タオル補助

フローチャート
  • 体操後に症状悪化の特徴が出た場合
    →体操を中止する。
    良い反応が出るまで3~4日かかることも。
    レベル2の体操で様子を見よう。
    それでも変化がない場合Part2に進む。
    Part1.2両方を実践済みならPart3に進む。
  • 体操しても特に変化が現れない場合
    →3~4日この体操で様子を見る。
    それでも変化がない場合Part2に進む。
    Part1.2両方とも実践済みの場合Part3に進む。
  • 体操後に症状が緩和した場合
    →この体操で改善していく可能性大!毎日続けてみよう!
    ※体操は連続して行わなくてもOK
     1日の合計で50回を目標にしよう

まとめ

今回は腰椎椎間板ヘルニアの中でも後方変位による足の痺れの攻略法について解説しました。

病院の注射や整体の施術のみでは、改善が見られなかった辛い症状も背骨を積極的に動かすことで改善していくことは多々あります。

今回の体操で症状の緩和がみられた方は是非そのまま体操を継続してみてください!

後方変位の特徴に当てはまらなかった方、今回の体操で改善が見られない・悪化の特徴が現れてしまった方は以下のフローチャートを参考に次にお進みください!

フローチャート
  • Part1で変化なしor症状悪化
    Part2
  • Part1.2共に変化なしor症状悪化
    Part3
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